ハヤカワ

こんにちは!
クルマ好きのハヤカワ(@fastriveryuki)です!

新型ワゴンRスティングレーに試乗してきました。グレードはハイブリッドT(FF/CVT)です。マイルドハイブリッドのターボですね。

いやぁかなり衝撃を受けました! 特にエクステリアのデザイン、そして先進の安全技術の充実さにはあっぱれ!

なかなか印象に残ったクルマだったので、デザインに対する感想や試乗レポートをお届けしたいと思います!

そもそも新型ワゴンRってどんなクルマ?

新型ワゴンRスティングレーについて細かく触れてく前に、「新型ワゴンR」そのものが一体どんなクルマなのかざっくり説明します。

ワゴンRは「軽初のハイトワゴン」として1993年に登場したスズキのクルマです。今回で6代目となる軽ハイトワゴンの元祖モデルです。

大きなトピックは、従来モデルから大きくデザインを一新したこと。そして、ユーザーのニーズに応えるために3種類のデザインを用意したことです。スティングレーはその内の一つです。

また、スズキの新世代プラットフォーム「ハーテクト」を採用し、従来モデルより車両重量を20kg軽量化。そして、S-エネチャージをベースに「マイルドハイブリッド」を採用し、大きな燃費性能を実現しました。

軽自動車を常にリードするクルマだけに、先進の安全技術を採用してる点も見逃せません。

はたして新型ワゴンRスティングレーを試乗し、ぼくは何を感じたのか? これから述べていきたいと思います!

エクステリアが一番印象的だった!

新型ワゴンRスティングレーを試乗したものの、一番印象に残ったのは走りよりもエクステリアのデザインでした。

▼フロントビュー

新型ワゴンRスティングレー|エクステリア - フロントビュー

前から見た時のインパクトはかなり大きいですね。

ヘッドライトは先代の横長から縦長のデザインに変更され、よりスタイリッシュになりました。

また大開口グリルとバンパー形状がスポーティですね。軽とは思えないほどドッシリしてます。

▼リアビュー

新型ワゴンRスティングレー|エクステリア - リアビュー

後ろから見た時のインパクトもなかなか、そして興味深い。

リアテールはいかにもトールワゴンっていう縦長のデザインじゃなく、初代を彷彿させるデザインになりました。

新型ワゴンRスティングレー|エクステリア - テールライト

賛否両論あるみたいですが、ぼくは良いと思います。固定概念に縛られない感じが好印象です。

また、このテールはバンパー上端に配置することによって、ラゲッジルームの荷室の開口幅が拡大されてます。デザイン性だけでなく機能性も備えてるんですねえ。

▼サイドビュー

新型ワゴンRスティングレー|エクステリア - サイドビュー

前と後だけでなく、横もデザイン性に溢れてますね。

特に三角形のBピラーがアクセントになってて、今までにない印象を受けます。

新型ワゴンRスティングレー|エクステリア - Bピラー

なんか最近の純正アルミホイールってデザイン凝ってますよねえ。もう純正のままでいんじゃないってレベル。

新型ワゴンRスティングレー|エクステリア - アルミホイール

ハヤカワ

おれのエクステリアの評価・・・
90点!!

え、高すぎじゃね? そう思いましたか、そーですか。

最初はちょっとリアがダサいかなって思ったんですが、初代ワゴンRを彷彿させたデザインに心をくすぐられました。なんか懐かしくなっちゃった。

また、他メーカーとの差別化を大きく図ったデザインだなって感じたので、個性的って意味ではこれくらいの点数をあげたいですね。

▼ちなみにワゴンR HYBRID FZ

他モデル

うーん、かっこいいけど、スティングレーに比べると個性が弱いですね。なんか見たことのあるデザインっていうか・・・。

インテリアもすごく良い!

「ワゴンR」はどうか分かんないけど、「ワゴンRスティングレー」に関してはインテリアは良いですよ!

▼内装

新型ワゴンRスティングレー|インテリア - ダッシュボード

ブラック基調に赤のアクセントが洗練されてる印象を与えてますね。ステアリングのレッドステッチもスポーティな演出でワクワクします。

▼多機能メーター

新型ワゴンRスティングレー|インテリア - メーターインパネの真ん中に配置されたメーターには以下の情報が表示され、エコドライブを楽しくさせます。

  • エコドライブ採点機能「エコスコア」
  • 平均燃費や航続可能距離などを表示する「マルチインフォメーションディスプレイ」
  • モーターによるクリープ走行や減速エネルギー回生など、エネルギーの流れを表示する「エネルギーフローインジケーター」(HYBRID T、HYBRID Xのみ)

出典:http://www.suzuki.co.jp/

機能自体は良いんだけど、残念ながら上記の情報がちょっと小さくて見難い印象がありましたねえ。

もはやタコメーターいらないんで、その分だけ右のディスプレイを大きくできたら、よりエコドライブを楽しめると思いました。

まぁそしたらタコメーターないやんって文句言うんですけど。たち悪くてすんません。

▼パドルシフト

新型ワゴンRスティングレー|インテリア - パドルシフト

スポーティな走りを求めるなら、パドルシフトは必須の装備ですね。下り坂などで瞬時にエンジンブレーキをかけたい時もすごく便利です。

▼前席シート

新型ワゴンRスティングレー|インテリア - シート

運転席に座った印象としては、とてもゆとりがあって広々としていました。スズキの公表では、室内空間は「軽ワゴンNo.1」だとか。

出典:http://www.suzuki.co.jp/

どうやら、新世代プラットフォーム「ハーテクト」の採用によってエンジンルームが最小化され、室内空間が広がったとのことです。

ヒップポイントの高さも先代から見直されてるようで、とても乗り降りしやすかったです。

細かいところまで考えて設計してるんだなと、スズキの熱意が伝わってくるようです。

▼後席シート

新型ワゴンRスティングレー|インテリア - 後席シート

後席もとても広々とした空間でした。足を組んでも全然問題ないので、快適にくつろげそうです。

ハヤカワ

インテリアは・・・
80点!!

デザインも良いし使い勝手も良いので文句ないです。軽ワゴンNo.1の室内空間も大いに評価したいですね。

でも、もう少しプレミアム感を演出してほしい気持ちもあります。具体的にはシートかなぁ、もうちょっと質感が欲しいです。

収納スペースはすごく充実してる!

収納スペースがあまりに盛りだくさんでビックリしました。まさか傘立て(アンブレラホルダー)まであるとは思いませんでした。

出典:http://www.suzuki.co.jp/

シートアレンジも多彩なので、自分の使用用途に合わせられるのも良いですね。

出典:http://www.suzuki.co.jp/

ラゲッジスペースの荷室開口幅が広いので、ベビーカーなど大きな荷物が積みやすいのも良いですね。

出典:http://www.suzuki.co.jp/

ハヤカワ

収納スペースは・・・
95点!!

うん、特に文句なし。でも100点はそう簡単にあげないぜ・・・。

先進の安全技術が盛りだくさん!

外観デザインに次いで驚かされたのが、先進の安全技術の充実さです。

▼デュアルセンサーブレーキサポート

出典:http://www.suzuki.co.jp/

いわゆる衝突被害軽減システムですね。

中長距離の検知能力に優れ、歩行者や車線を認識できる単眼カメラ。そして近距離や夜間の検知能力に優れたレーザーレーダー。

この2つを組み合わせたカメラによって様々な機能を有し、乗員を危険から身を守れます。

機能一覧
  • 前方衝突警報機能
  • 前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能
  • 自動ブレーキ機能
  • 誤発進抑制機能
  • 車線逸脱警報機能
  • ふらつき警報機能
  • 先行車発進お知らせ機能

▼ハイビームアシスト

出典:http://www.suzuki.co.jp/

ハイビームとロービームを自動で切り替えられます。これを体験しちゃうと、手動で切り替えるのが面倒に感じちゃいます。

▼軽初のヘッドアップディスプレイ

新型ワゴンRスティングレー|インテリア - HUD

メーターに目をそらさなくても、車速やシフト位置、デュアルセンサーブレーキサポートの警告などが確認できます。

より安全に運転にできるし、運転中の疲労軽減にも期待できそうです。これは良い機能ですよ!

▼全方位モニター

全方位モニター

クルマを真上から見たような映像を7インチの大画面モニターに映し出せるので、狭い場所での駐車も安心できそうです。

モニター右上のボタンを押すだけで、状況に応じて映像をすばやく切り替えられるのも良いですね。周囲を見渡してから走り出すこともできそうです。

出典:http://www.suzuki.co.jp/

ハヤカワ

先進の安全技術・・・
95点!!

軽としては、先進の安全技術はとても充実してますね。実際に自動ブレーキ機能は体験しましたが、ピタッとしっかり止まります。

まぁあまりお世話になりたくないですが、万が一を考えると安心ですよね!

Sエネチャージからマイルドハイブリッドに!?

さて、試乗の感想と行きたいところですが、その前に新型ワゴンRスティングレーのハイブリッドシステムについて触れときましょう。

先代のワゴンRスティングレーは、加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」が採用されてました。

加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」。 減速時のエネルギーを利用してISG(モーター機能付発電機)で発電し、専用鉛バッテリーとS-エネチャージ車専用リチウムイオンバッテリーに充電。 燃料を多く必要とする加速時にモーターでエンジンをアシストすることで、さらなる燃費の向上を実現しています。

引用:www.suzuki.co.jp

でも新型ワゴンRスティングレーは、S-エネチャージじゃなくて「マイルドハイブリッド」と呼称するように・・・。え、どういうこと・・・!?

実は基本的なシステム構成は変わりません。変わらないけど、ワゴンRやハスラーなどの軽に「S-エネチャージ」、ソリオやイグニスなどの普通車に「マイルドハイブリッド」、スズキはそう使い分けて呼称してました。

最初から軽も「ハイブリッド」って呼んじゃえばいいじゃん! そっちの方が売れてたじゃん! ぼくは最初そう思ってました。

でも実際S-エネチャージ搭載車に乗ってみると、確かにハイブリッド感ってほとんど感じません。その理由は、モーターの力だけで走行できないってことが大きいですね。

ハイブリッドと呼ぶには、バッテリー容量やモーターアシスト量が物足りません。あくまでエンジンの補助です。スズキが敢えて「S-エネチャージ」と呼んでた理由が分かりますね。

ハイブリッドだからモーター走行可能に!ただしクリープ走行のみ!

では今回「マイルドハイブリッド」と呼称してるからには、本当にハイブリッドなのか? 基本的にSエネチャージと同じでしょ?

ぼくが感じた限りでは・・・

ハヤカワ

うん、こりゃハイブリッドだ!
間違いない!!

ただし、かなり限定的です!

新型ワゴンRスティングレーのマイルドハイブリッドでは、モーターの力だけで最長10秒間のクリープ走行ができます。

そう、クリープ走行してる時はエンジンが停止してる状態なので、この時のみハイブリッド車に乗ってる感覚があります。

技術の進歩ってすごいですね。軽自動車でこの感覚を味える日が来ようとは・・・。

でもその感覚は、発進のためアクセルを踏んで加速し始めるとすぐ終わります。

いや、いいんだ! 一応モーター走行できてるんだ! スズキはすごい!

ちなみに発進と加速時では、最長30秒間のモーターアシストによる走行ができます。あくまでエンジンを補助するものですけど。

でも先代が最長6秒間だったことを考えると、ISG(モーター機能付発電機)は大きく進化してるのが分かりますね。

軽というジャンルを考えれば、新型ワゴンRスティングレーのモデルチェンジは大きなステップアップを果たしたと言えます。

今後も軽自動車の競争は、より激化しそうです。

ハヤカワ

走りやパワートレインは・・・
80点!!

マイルドハイブリッドの採用によって、また一つ軽自動車のレベルが上がったなって印象でした。

クリープ走行だけじゃなく、発進や加速時もモーターのみの走行が可能になれば革命ですね。めっちゃ高くなりそうだけど・・・。

走行性能について詳しく取り上げてなかったけど、ハンドリングなどは軽ハイトワゴンとしては自然でした。

視界も悪くないし、ターボの余裕のある走りも可能なので、運転もしやすかったです。

強いて言えば、ちょっとAピラー太いかなって印象だったけど、まぁ問題はないです。そんな感じ。

乗り味がちょっと軽い!?

『ホンダ・N-BOX カスタム』を代車で乗ったことがあるんだけど、その乗り味に比べるとどっしりとした重厚感が物足りない感じでした。

でもしょうがないですね。N-BOX カスタムが980kg、新型ワゴンRスティングレーが800kgなので、どうしても車重差で乗り味にも違いが出てきます。

ハヤカワ

って、ちょっと待て!
800kgってどんだけ軽いんだ!

まぁこれだけ軽かったら、走りや燃費に良い影響がありそうですね! でも、なんでこんなに軽いんでしょうか?

それは新型ワゴンRスティングレーが、スズキの新世代プラットフォーム「ハーテクト」が採用してるからです。その結果、先代より車両重量を20kg軽量化してます。

軽さほど大きな武器はないですよね! 人間で言えば「天性の才能」ですよ!

乗り味を変えるんだったら何かしらカスタムパーツで解決できます。N-BOX カスタムを800kgまで軽くすることは無理に近いですからね。

やるね、スズキ!

静粛性は特に良いとは思わなかった

今までは新しいモデルの軽に乗ってみる度に「うわ、今の軽って静かだなぁ」って感じてたものです。

でも今回の新型ワゴンRスティングレーに関しては、そんな風に1ミリも思わなかったです。

スティングレーはプレミアムな立ち位置のモデルなので期待してたんですが、残念ながら普通の軽レベルかなって印象です。

あ、決してですね、うるさいって意味で言ってるわけじゃないです。単なるぼくのわがままです。

ハヤカワ

乗り心地や快適性は・・・
55点!!

軽に求めるのもどうかと思いますが、N-BOX カスタムくらいの重厚感のある乗り心地がもうちょっと欲しかったです。

また、静粛性ももうちょっと高ければ満足できるレベルでした。

おすすめグレードは? 価格も含めてライバルと比べると!?

新型ワゴンRスティングレーのグレード、燃費、価格をまとめると以下のようになります。

▼新型ワゴンRスティングレーのグレード一覧
グレード名 JC08燃費 価格
L(FF/CVT) 26.8km/l 1,293,840円
L(4WD/CVT) 25.4km/l 1,414,800円
ハイブリッドX(FF/CVT) 33.4km/l 1,488,240円
ハイブリッドX(4WD/CVT) 30.4km/l 1,609,200円
ハイブリッドT(FF/CVT) 28.4km/l 1,658,880円
ハイブリッドT(4WD/CVT) 33.4km/l 1,779,840円

ぼくのおすすめは「ハイブリッドT」です!

マイルドハイブリッドよるエコドライブの楽しさ、燃費性能は高次元のレベルなので満足度が大きく違います。

また、デュアルセンサーブレーキサポートやハイビームアシスト、ヘッドアップディスプレイといった先進の安全技術の装備も充実してます。

さらに「ハイブリッドX」と違ってターボ付きなので、余裕のある走りも手に入れることができますよ。

もう一度言います! ぼくのおすすめは「ハイブリッドT」です!

新型ワゴンRスティングレーのライバルといえば、『ダイハツ・ムーヴ カスタム』や『ホンダ・N-WGN カスタム』といったところでしょう。

新型ワゴンRスティングレーの「ハイブリッドT(FF/CVT)」に相当するグレードと比較してみました。

▼ライバルとの比較
JC08燃費 価格
ワゴンRスティングレー
ハイブリッドT
28.4km/l 1,658,880円
ムーヴカスタム
RSハイパーSAII
27.4km/l 1,625,400円
N-WGNカスタム
G・ターボパッケージ
26.0km/l 1,515,000円

「ムーヴカスタム」も衝突被害軽減ブレーキが装備されてますが、JC08燃費では新型ワゴンRスティングレーに軍配が上がります。

「N-WGNカスタム」が安いのは、衝突被害軽減ブレーキが標準じゃないからです。メーカーオプションの「あんしんパッケージ」を注文すれば追加できます。

価格は新型ワゴンRスティングレーの方が高いですが、モーター走行もできるマイルドハイブリッドが搭載されてるのでお得感はありますよね。ハイビームアシストもあるし。

今買いなのは、新型ワゴンRスティングレーですね!

まとめ:軽トールワゴンの中では最高峰のクルマだ!

ちょっと不満な点も取り上げましたが、総合的には満足できる軽トールワゴンに仕上がってるなと感じました。

特に先進の安全技術の充実さには、他メーカーの追随を許さないほどのレベルになってます。

それでいて価格は決して高すぎないのも好印象です。

まぁ個性的なデザインに関しては好き嫌いあると思いますが、今回の新型ワゴンRは3種類のデザインが用意されてますからね。選べる選択肢が多いのも魅力ですね。

以上、新型ワゴンRスティングレーの試乗レポートでした!