S660が納車されてから2年が経ちますが、不満な点がいくつか出てきました。「買って後悔した」まで言わないけど、中にはそう感じるオーナーはいるかもしれません。

てわけで今回は、そんなS660の不満な点をいくつか紹介します。「S660を買いたいけど、自分のライフスタイルに合うか不安だ」という方の参考になれば幸いです。

実用性が皆無なので実質1人乗り

S660は2人乗りオープンカーなわけですが、自分1人乗る分には不便は感じません。荷物はすべて助手席に放り込んでしまえるからです。

S660助手席に荷物を放り込む

▲外したロールトップも助手席に置けてしまう

でも2人乗ってしまうと、助手席に放り込めていた荷物のやり場が無くなってしまい、実用性がほぼ無くなります。

「ユーティリティボックス」がボンネット内にありますが、いかんせん収納力に乏しい。ラジエターの熱によってボックス内がとても熱くなるので生鮮食品や家電は入れられないし、収納できるものはかなり限られます。

ユーティリティボックス

▲カバンさえ収納できない

妻と一緒に1泊2日のドライブ旅行をしたことがありますが、S660での旅行は妻にとって楽しいものではなかったようです。

妻

S660で旅行なんか二度とごめんだ!!
拷問かッ!!

後先考えずお土産など買ってしまったせいで荷物が増えてしまい、もはや助手席の足元やシート裏へ強引に荷物を置くしかなくなりました。おかげで妻は車内で快適に過ごせず、ご立腹だったわけです。

僕はクルマ好きですが、旅行も好き、もちろん妻も好きです。でも好きなクルマで、好きな旅行を、好きな妻と楽しめません。そう思った時、S660を買ったことをほんのちょび〜っと後悔しました。

青空駐車すると不安になる

S660のソフトトップなので、カッターで裂こうと思えば簡単に裂けてしまいます。なので車上荒らしが心配になるので、その対策を考えなければなりません。

いっその事、無限ハードトップを購入しようかと思っています。値は張りますが、防犯性は格段にアップしますし、エクステリアも精悍なイメージになります。

でもまだ問題があって、エンジンフードのスリットです。S660のエンジンフードには、エンジン内にこもった熱を排出するためのスリットが設けられています。

エンジンフードのスリット

このスリット越しからチラッと見えるエンジンカバーに施された「Hondaロゴ」がお気に入りなのですが、青空駐車ではこのスリッドが心配の種となります。

なぜなら、雨が降っていればスリッドから雨水が侵入し放題です。侵入したから故障するというわけではないのですが、どうも気にかかってしまって青空駐車するのは不安になります。

だからといって「エンジンフードダクトカバー」でスリットを塞いでしまうのは違う気もしていて。このスリットは、熱対策として大いに機能していると思うのです。

・・・といろいろ考えていると、面倒なクルマを買ってしまったと後悔することがあります。

青空駐車のS660

S660のエンジンフードダクトから雨の侵入を阻止せよ!

アフターパーツが多すぎて物欲を抑えられない

S660には専用アフターパーツ多くのメーカーから販売されており、自分好みにチューニングやドレスアップを楽しめます。

しかし、のめり込みすぎてお金を使いすぎてしまいます。社外マフラー、ホイール、車高調など、アフターパーツで50万円以上は使ってしまいました。

BBS鍛造ホイール

▲BBS鍛造ホイールは18万円しました

S660オーナーの中には、車両価格以上にアフターパーツにお金をかけている人も珍しくありません。それほどS660は魅力あるスポーツカーなのです。

妻

またクルマにお金使いやがって・・・
離婚だ、離婚ッ!!!

S660の魅力に魅せられるあまり、身の丈に合わない買い物ばかりしたせいで妻には呆れられてしまいました。そしてS660を買ったことをほんの少し後悔しました。

速川幸速川

なんて魅力的なクルマを買ってしまったんだろう!!
あぁ〜後悔!!

妻

それは後悔とは言わん!!

センターディスプレイが後付できない

センターディスプレイ

出典:http://www.honda.co.jp/

「センターディスプレイはダサい」と思っていました。後付け感が満載でインテリアの美観を損なう、そう思って契約時に注文しませんでした。

しかし今となっては、センターディスプレイを後付けできなくて後悔しています。(センターディスプレイは、契約時にしか注文を受け付けてもらえないメーカーオプションです)

購入前に確認したセンターディスプレイの基本機能においては、特に必要性を感じなかったんです。

▼センターディスプレイの基本機能
  • スマホと接続によるナビ画面表示
  • Gメーター表示
  • リアカメラ
  • Bluetoothによるミュージック再生やハンズフリー通話
  • HDMI接続による映像再生

しかしS660専用iPhoneアプリ『Rev Beat S660』のリリースを知ってから、センターディスプレイを注文しなかったことを強く後悔しました。海に向かって叫びたいです。

『Rev Beat S660』とは、センターディスプレイと連携することで楽しめるアプリです。S660の走行データからシフトチェンジのタイミングを判定し、ドライバーにフィードバックします。

普通に楽しそうだからやってみたいのですが、センターディスプレイを装着していないと楽しむことができません。マジ泣きたい・・・。

こういった「のびしろ」があることを購入前から知っていれば、契約時にセンターディスプレイを注文していたんですけどね。そう思うと悔しいです。

エンジンにスポーツカーとしての魅力がない

S660のエンジン

出典:http://www.honda.co.jp/

2600rpmで最大トルク104Nm (10.6kgm) を発生するS07A型エンジンは、830kgの車体を元気よく走らせるには十分です。

しかし、それは街中においての話。スポーツ走行においては不満が募っており、端的に言えば「高回転域でのノビ感」と「エンジンサウンド」が残念です。

レッドゾーンは7700rpmまでと高回転型なのですが、5000rpm以上はただ回っているだけ。マイルドな加速感でパンチに欠けます。

マイルドなのはエンジンサウンドも同じで、アクセルを踏み込んでも加速はするけどイマイチ盛り上がず、タイプRのような刺激が欲しくなります。

・・・そこまで求めたら「中古S2000買いなさい」という話になるのですが、一応S660も「S」を冠しているわけですからモヤモヤします。

まとめ

S660を買って後悔したことをズラズラ述べていきましたが、売るつもりは全然ありません。冒頭で述べたように、満足している点もたくさんあるのです。

ぼくにとってS660には特別な思い入れもあるので、物理的に走れなくなるまで乗り続けるかと思います。

それでは!