こんにちは、クルマ好きブロガーの速川ユーキ (@fastriveryuki) です。

昔はスポーツカー以外のクルマはアウトオブ眼中だったのですが、さすがに家族ができるとミニバンが気になってきます。

速川ユーキ速川ユーキ

むしろ欲しくてたまらん!!
オープンカー乗ってる場合じゃねえ!!

↑ホンダS660に乗っています

ただ子どもが生まれたばかりで小さいので、「フリード」や「ステップワゴン」では確実に持て余します。

そこで軽自動車が視野に入ってくるのですが、2017年8月31日にデビューした新型「ホンダ・N-BOX」が非常に気になります。

新型ではプラットフォームやパワートレインを一新。新採用の「助手席スーパースライドシート」など充実した機能を備えた上で80kgに及ぶ軽量化がなされました。

また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を軽で初採用。従来の8機能に加え、新たに「後方誤発進抑制機能」や「オートハイビーム」を追加し、全タイプに標準装備しました。

速川ユーキ速川ユーキ

うおお、すげええ!!
こりゃあ試乗するしかねえ!!

試乗する新型N-BOX、そして速川ユーキの愛車S660

試乗したのはNAエンジン(自然吸気)の「G・EX Honda SENSING」で、助手席スーパースライドシートが装備されたグレードです。

それでは新型N-BOXの実力を、走りと使い勝手の両面からリポートしたいと思います。

乗り込んだ印象が「軽」ではない

運転席のドアを開いて車内に目を向けたとき、思わず「広っ」と声が漏れてしまった。全高が179cmと高いので、自分の視界のほとんどが車内ですぐ埋め尽くされてしまうのだ。

ぼくは運転席に乗り込んでも尚「広っ広っ」と言っていた。視界の広さが尋常ではなく、自然と開放感に満ち溢れていく。

その理由の一つに「Aピラーの細さ」が挙げられる。なんと初代と比べて、新型は27mmも細くなっている。

新型N-BOXのピラー
▲N-BOXのピラー新旧比較

出典:http://www.honda.co.jp/

このAピラーの細さは、ドライバーが安心と感じるワイドな視界を実現するために、VR(バーチャルリアリティ)技術を用いて何度も検証したそう。

実際運転しているときは、常にワイドな視界が確保されているので「安心感」がある。やはり視界は広ければ広いほど得られる情報が多いので、何かと先が読みやすい。

インテリアの質感は、カスタムではない標準タイプながら高い。

ベージュ×ブラウンの柔らかな配色によって落ち着きを感じられ、和室にいるような居心地の良さがある。

この感覚は、そこらの登録車でも感じられない。いつの間にか僕は、軽に乗っているという印象がなくなっていた。

「助手席スーパースライドシート」は想像を超えた使いやすさ

「助手席スーパースライドシート」とはスライド量57cmの大きく前後に動かせるシートであるが、これの使い勝手が期待を超えていたので感動した。

標準装備のスライドリアシートを前にスライドさせておけば、助手席と後部座席をかなり近づけられる。

この距離なら、後ろの子どもの世話がしやすいだろう。

さらに「助手席スーパースライドシート」を前にスライドさせておけば、子どもを座らせた後そのままウォークスルーで運転席まで移動できる。

車外に出る必要がないので、雨が降っている時にこれほど嬉しい装備はない。雨でも小さな子どもとお出かけするのが楽しくなりそうだ。

そうそう、純正アクセサリーに「ハンズフリースライドドア」が設定されている。

ハンズフリースライドドア(リア左側パワースライドドア用)
▲ハンズフリースライドドア

出典:http://www.honda.co.jp/

子どもを抱っこするなどして両手がふさがっていても、足先をセンサーにかざせば自動でスライドドアが開閉する。買うなら「助手席スーパースライドシート」と共に注文したい。

NAでも低速から力強くスムーズに加速する

では走りに関するレビューをしたいと思う。結論から言えば、エンジンがとても良かった。

新型N-BOXには、新しいエンジン「S07B」が搭載される。初代に搭載されていた「S07A」の進化版だ。

新型N-BOXのi-VTECエンジン
▲i-VTECエンジン

出典:http://www.honda.co.jp/

自然吸気エンジンには「i-VTEC」が採用され、ホンダは低速での力強さと高速でののびやかさを実現したと謳っている。

アクセルを踏み込んで加速してみると、それは本当のことだとわかった。4000rpmあたりからそれなりにエンジン音が響いてくるが、元気に加速していく。

新型N-BOXは80kgに及ぶ軽量化を実現していると聞く。それも大いに効いているのだろう、アクセル操作に対するリニア感も良かった。

初代N-BOXのNAモデルも力強い印象はあったが、新型では瞬発力を身につけた感じだ。アクセルの踏み込み量が少なくても、加速を始めることができる。きっと街中を走るなら、ストレスなく走ることが可能だ。

ただし車高が高いので、当たり前だがコーナーではきっちり速度を落として曲がりたい。グラッときて接地感が不足するし、同乗者が快適に過ごせなくなるだろう。

「Honda SENSING」搭載で安全性能は軽トップレベル

今の時代、軽は燃費性能の高さだけでは売れない。テクノロジーの進化によって、多くの消費者は「安全性能の高さ」も求めるようになってきた。

そこでホンダは、ミリ波レーダーと単眼カメラを用いた安全運転支援システム『Honda SENSING』を新型N-BOXに採用し、10個の機能が備えた。

  • 衝突系減ブレーキシステム(CMBS)
  • 歩行者事故低減ステアリング
  • アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)
  • 車線維持支援システム(LKAS)
  • 路外逸脱抑制機能
  • 誤発進抑制機能
  • 先行車発進お知らせ機能
  • 標識認識機能
  • オートハイビーム
  • 後方誤発進抑制機能

軽でありながら、レジェンドやグレイスにしか搭載されていなかった「オートハイビーム」を採用。また「後方誤発進抑制機能」をホンダ車として初採用している。

機能の数で言えば、上位車種さえ超えた機能の充実度を誇る。ホンダの新型N-BOXにかける力の入れようが半端ではない。

残念ながら試乗では「Honda SENSING」にお世話になることはなかったが、乗っているだけで感じられる心強さがある。

もはや「売れるしかないクルマ」である

以上、新型N-BOXのリポートでした。

小さな子どもがいる家庭にとって新型N-BOXは、これ以上ない選択なのではと率直に感じました。

ぼくも小さな子どもがいるのですが、使い勝手が素晴らしい「助手席スーパースライドシート」によって充実したカーライフを送る自分の姿が目に浮かびます。

軽にしては多少値は張りますが、NAでも力強い「i-VTECエンジン」、高い安全性能を持つ「Honda SENSING」を搭載しているので価格に見合った価値は感じられます。

実際目で見て手で触れてみれば、新型N-BOXは誰もが「買いたい」と強く思えるクルマです。そう考えると必然的に「売れるしかないクルマ」ですね。

しばらく新型N-BOXは、軽市場に旋風を巻き起こすでしょう。