やっとこさ新型スイフトスポーツ(ZC33S)に試乗できたのでレポートしたいと思いますが、結論から言うと「先代越え」です。
過去に先代ZC32S型を所有していましたが、新型はかなり進化していると感じました。
ターボ加速は軽快感があって楽しい!
ちょっと元気よく発進加速させようと思い、アクセルを開けてみると・・・

うおーッ!
トルクもりもりーッ!!
ギョギョ
先代とは全然違ったフィーリングに驚きました。
それもそのはず、新型では従来のNA1.6リッターから新世代の直噴4気筒1.4リッターターボにアップデートされ、「トルク型エンジン」になっていました。
旧型ZC32S | 新型ZC33S | |
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エンジン型式 | M16A | K14C |
最大出力 | 136ps(100kW)/6900rpm | 140ps(103kW)/5500rpm |
最大トルク | 16.3kg・m(160N・m)/4400rpm | 23.4kg・m(230N・m)/2500~3500rpm |
排気量 | 1586cc | 1371cc |
内径×行程 | 78.0mm×83.0mm | 73.0mm×81.9mm |
圧縮比 | 11.0 | 9.9 |
そうそう、軽さも感じましたねえ!
MTの場合、先代が1040kgなのに対して新型は970kg!
なんと「70kg」も軽くなってるんですねえ!
おまけに排気音がノーマルでもすごくスポーティ!
僕が乗ってるS660(マフラー交換済)より全然良い音でしたw

先代より加速が気持ちいいッ!!
楽しい、楽しすぎるッ・・・!!!!
ゾクゾク
パワーはあるし、車重も軽いし、マフラー音も良い。
個人的には先代より、加速時に楽しみのあるクルマと感じました。
あ、コーナーも軽快でしたよ!
操舵に対する反応がよくて、ハンドリング性能はかなり高いです。
こちらも先代より進化しているポイントだと言えます。
軽量ボディーだけど安っぽさはない!
ボディーがあまり軽いと「安っぽい走り」だったりしますが、新型スイフトスポーツではその印象が全くありませんでした。
おそらく新型プラットフォームやテネコ製ダンパーなどの採用によって、上質な乗り心地を実現している印象です。
おまけにMT車でもセーフティパッケージならACC(アダプティブクルーズコントロール)が付いてるので、ロングドライブも快適だと思います。
僕が乗ってるS660(マフラー交換済)より全然良い音でしたw

スポーツだけど
ファミリーカーで十分通用するレベルッ!
ドン
ただ、後部座席はちょっと圧迫感はありますね。
小柄な人間ならスペース的に余裕はあるんですが、大柄な人間だと圧迫感をわりと感じるかと思います。
シートポジションが今ひとつしっくり来ない!
「Sport」のロゴが施されたヘッドレスト一体型の専用フロントシートは、スポーツ走行時でもしっかりホールドしてくれそうな良いシートです。
でもシフト位置がちょっと遠いんですよね!
まぁこれは自分が小柄なせいだとは思うんですけど・・・
この印象は先代でもあったので、当時はフルバケに交換しましたね。
交換したら走りが一層楽しくなったと記憶してます。
AT車だったら気にならないポイントかもしれませんが、MT車ならフルバケに交換して走りを楽しみたいところです。
まとめ
手頃なホットハッチを求めるなら、新型スイフトスポーツは「買い」ですね!
先代が172万8,000円〜で新型が183万6,000円〜、進化度を考えると200万円を切ってるのは奇跡的ですよ。
加速性能も相当ですよ。NDロードスター1.5よりは速いと思います。
しかもターボ車なので、これからチューニングメーカーがタービンキットを続々発売してくるでしょう。
カスタム・チューニングする楽しみも、新型スイフトスポーツはすごく秘めています。
いや〜、スズキは素晴らしいクルマ作るな〜!
おわり