スバルの基幹モデルとなる新型フォレスターが発売されたということで、先日試乗してきました。グレード展開はTouring/Premium/X-BREAKとなりますが、今回はPremiumを試乗できました。

(残念ながらe-BOXER搭載のハイブリッド車であるAdvanceは試乗できませんでした。こちらは2018年9月14日より発売とのこと。)

新型フォレスターの走りの見所は、SGP(SUBARU GLOBAL PLATFORM)の採用でしょう。走りはどんなものかチェックしてきましたので、感想を述べたいと思います。

ボディサイズのわりに運転しやすい

走り出してまず感じたのが、前方左右の視認性の良さです。ピラーが邪魔臭いと感じる印象は、ほとんどありませんでした。

車高が高いのでノーズを確認しやすく、車両感覚が掴みやすいのも好印象です。

取り回し性も悪くありません。最小回転半径は5.4mなので、マツダCX-5(5.5m)より少し短いです。

よってボディサイズを意識せず、ストレスなく運転することができました。運転に苦手意識があるドライバーでも、安心して運転することができます。

質感が高い乗り心地

2.5リッター直噴エンジンはアクセルを踏み込めば気持ちいいサウンドを奏でてくれますが、それ以外では主張してきません。つまり、室内の静粛性は良いです。

アイドリングストップのエンジン再始動やロードノイズも気にならなかったので、遮音対策はしっかり成されている印象です。

18インチタイヤを装着しているからなのか、路面の凹凸によって多少振動はあります。でも不快ではなく、むしろ路面をしっかり捉えている印象の方が高いので安心感があります。

またSGPの恩恵なのか、微弱な振動が少ないのが好印象です。車体がブルブル小刻みに震えないのが、ハンドルを握っていて感じます。この点は、上質なドライブフィールや高い居住性に貢献しています。

SUVとは思えない安定感

SUVは重心が高くなってしまうので、コーナリング中では車体の安定感が損なわれる印象ですが、新型フォレスターでは杞憂です。

コーナリング中の車体の姿勢、またドライバーの姿勢はとても安定しているので、安心してコーナリングできます。

これは水平対向エンジンとシンメトリカルAWDの恩恵が大きいでしょう。低重心化が効いていて、優れた走行安定性に貢献しています。

また、新採用されたSGPの恩恵も大きいでしょう。ボディ剛性やサスペンションの強化によって、ロールやピッチングがかなり抑えられています。

無駄な揺れがなく常にフラットな状態なので、快適なロングドライブはもちろんスポーティな走りも楽しめそうです。

AVHが地味に便利

AVH(Auto Vehicle Hold)とは、オートビークルホールドのこと。最初はなんだろ? と思っていたのですが、使ってみると非常に便利な機能ででした。

AVHはON/OFFの切り替えができ、ONにすると停止した際、ブレーキペダルから足を離しても停止状態を保持してくれます。信号待ち、渋滞、坂道発進などで重宝しそうです。

この感覚は、少し新型リーフのe-ペダルを思い出します。ブレーキペダルを踏み続ける必要がないというのが、これほどまでに便利だとは・・・

CVTのフィーリングに満足はできない

CVT車を運転すると陥りやすいラバーバンドフィールですが、新型フォレスターにもあります。走りが良いだけに勿体無いと思うわけですが、それほど不満でもありません。

ラバーバンドフィールは、アグレッシブなアクセル操作をした際に大きく感じるもの。それ以外のシチュエーションでは、さほど感じられないものだと思います。

もし僕が新型フォレスターを買ったら、家族を乗せて安全快適にドライブするでしょう。その際ダイレクトな変速ショックは必要ありません。(ドライバー的には欲しいけど)

またSI-DRIVEをSモードにすることでアクセルレスポンスが良くなり、ラバーバンドフィールがあまり気にならなくなります。スポーティ走行も楽しめると思います。

なので総合的には、むしろCVTが適当なのかもしれないですね。

まとめ

新型フォレスターの走りは、上質さとスポーティさを兼ね備えている印象でした。安全快適に家族を乗せたい、それでいて運転も楽しみたい、そんなパパに最適です。

またアイサイト・ツーリングアシストは備えているし、荷室は広いので、遠出してアウトドアを楽しみたい場合にも最適でしょう。